おすもうさん天国

新米スー女の相撲日記

突然ですが、相撲にハマりまして。

突然ですが相撲にハマりまして。

 

2017年、夏。名古屋体育館で行われた大相撲夏場所。私は生涯あの一日を忘れることはない、と思う。

私の文章力は未熟だし、相撲ファンとしてもミーハーの域を越えない素人だ。だけどこの熱の高まりと感動をどうしても記しておきたいと思い、筆をとった。駄筆だけど許して欲しい。

 

20代の、いわゆる「ゆとり世代」と呼ばれる人間。私もそれに分類される人間だ。小学4年生か5年生になった頃、急に土曜日の半日授業がなくなり休みとなり、教科書に載っているある単元が飛ばされるようになった。円周率は3になり、複雑な計算に電卓を使うことを許されるようになった。大人の決めた方針に小学生だった私は、まあお気楽で、その時はラッキー! くらいに思っていた。
中学生になると皆携帯電話を持ち始め、大学生になるとスマホが流行。モバゲー、ミイクシィ、ツイッターなど、様々なSNSが登場し、テレビなど見なくても退屈をしのげるようになった。
こんな現代を生きている私にとって「相撲」とは、60代以上のおじいちゃんおばあちゃんが見るものであって、古代のスポーツ、化石のようなものだと思っていた。典型的な核家族の我が家では、座敷で祖父母が相撲を見ているなんてこともない。本当に一ミリも興味がなかったし、身近なものでもなかった。同級生に「相撲にハマった」と言うと、「はあ?」みたいな顔をされる。

元来私はスポーツというものに全く興味がなかった。幼い頃から筋金入りの運動音痴だったし(走るのが遅く、カナヅチで、逆上がりができない)、高校一年生の時、母校の野球部が県大会決勝戦まで駒を進め、校内にお祭りムードが漂っていた時も、決勝戦の日、早々に帰宅し家で昼寝をしていたくらいである(事の重大さを全く理解していなかった)。趣味と言えばマンガとゲーム、あと女性アイドル。スポーツ界という爽やかなイメージとはかけ離れた世界に生きていた私が相撲にハマるとは……そりゃ、友達皆びっくりするわな。

 

きっかけは職場のお姉さま方に誘われたことだった。50代の主婦の3人が「高安が〜」「稀勢の里が〜」と話す相撲の話題について、私は仕事をしながら聞き流していた。相撲観戦時の座席というのは色々と種類があるが、その中でも「枡席A」もしくは「枡席B」と呼ばれる席は4人一席。夏に名古屋で行われる名古屋場所に行きたい。しかしメンバーが一人足りないお姉さま方。

「ユキちゃんも一緒に行かない?」

この一言が、今は神の天啓のように思える。もちろんその時はこんなにも相撲にハマるとは思いもしなかったゆとり世代の私。

「相撲っスか……」

ちょっと引き気味で答えたあの日が懐かしい。

2017年の私は、色々あった苦難の大殺界を抜け、やる気と希望の満ちあふれていた。2017年は本当によく遊んだ。ミュージカルに行きまくり、旅行もし、色々な習い事もした。それ以降の私だったら絶対に相撲になんて行こうとは考えもしなかったと思う。
さらにお姉さま方の相撲の話がこれまた面白かった。色々な力士のエピソードをきいたり、白鵬熱狂ファンからの熱い言葉をきいたり。その内に私の心が動いた。一回くらい人生経験として行ってみてもいいかな、と。
行くと決めたら少しは相撲について学ばなければならない。場所が行われる度、速報でその日の勝敗をチェックするようになった。
推しは大砂嵐。エジプト出身という珍しさと、ツイッターで上げる写真のお茶目さが気になった。
次第にテレビで相撲が取り上げられると、目に留まるようになった。急成長中の宇良がと、ある番組でそのアクロバットな取り口を紹介されていた。感動した。私の中の相撲のイメージががらりと変わった。デブとデブがぶつかり合いひたすら押し出すのが相撲だと思っていた私は、宇良の身体のしなやかさ、技の豊富さに心打たれた。夏場所に行ってこれが見られるのかと思うと、楽しみでしかたなかった。

 

そして夏場所当日。ご存じの通り名古屋の夏は暑い。むし暑い。コンクリートから跳ね返る熱はじりじりと空気を熱し、熱風に包まれているような暑さを感じる。名古屋体育館は一応クーラーがあるが、テレビで見る限り皆団扇などで自分に風を送っている。タオルと団扇、そして足が痛くならないよう座布団を持参して、私は初相撲観戦へと望んだ。
桑名でお姉さま方と集合して近鉄線で名古屋へ。そこから地下鉄東山線に乗り、栄で名城線に乗り換え、そして市役所前駅へ。乗り換えは少しあるが名古屋からは本当に近い!
公園の前を歩きながら、お付きと思われるお相撲さんとすれ違う。風流な着物、かっこよい。良い匂いの正体は、びんつけ油だと教えてもらう。名古屋城の城跡が見えてくると、番付表とのぼりが。ついに来たんだとテンションが上がる。
体育館前は非日常的な空気を纏っている。好きなアーティストのライブに来た時と同じ感覚。名古屋場所という日常とは切り離された空間にいる興奮。今もあの瞬間をありありと思い浮かべることができる。
名古屋場所の入り口は、体育館を半周する必要がある。大きな俵の集まりに、これは一体なんなんだろう、でも相撲っぽいと馬鹿みたいなことを考えた記憶がある。チケットもぎりは親方。親方が「枡席ご案内!」と呼びかけると、中から女性の方が。席まで案内していただき、ちょっと良い気分(この案内は名古屋場所だけと聞いたけど本当だろうか?)。

ちなみにこの時の席は「枡席B」。相撲ブームが続く今、チケットを取ることすら難しくなっている。この席を確保するのも、それなりに苦労した。
名古屋場所初参戦の我々は、お茶屋さんという存在を知らず、チケットは楽々とれるものだと思っていた。ネットによる先着抽選の存在を知り、「枡席A」で応募。取れると思っていた。間近で力士たちの取り組みをみれると思っていた。取れなかった……。
お気楽に考えていた私たちは焦った。次に中日新聞で先行先着販売があることを知る。行動力に定評のある姉さんが新聞社に前日に申し込みに行ってくれた。狙う日は中日。7月三連休のどれかだ。希望は「枡席A」だが、最悪「枡席B」でもという形で頼んでくれた。第一希望が日曜日、第二希望が土曜日、第三希望が月曜日。取れたのは第三希望の月曜日、しかも「枡席B」だった。そのときは皆で「しょうがないね」なんて慰めあったけれども、今考えると祝日の枡席が取れただけでも奇跡だったというしか言いようがない(2017年夏場所は毎日当日券が完売になるほどだった)。


初めての枡席は正面側の中央というベストな位置だった。普段でテレビで見ているままなのである。そして思ったよりも土俵が近い! Bでも全然良い席やん! と皆ご満悦。
会場に到着したのが12時頃。まだ幕下の取り組みが行われている時だったので、とりあえず売店巡り。グッズはやはり人気力士のものが大半。大砂嵐グッズがあれば……と期待してたが無く、泣く泣く宇良のタオルだけ購入。ピンク色で可愛い。
売店前でタオル購入を悩んでいたとき、おばちゃんに「宇良はもう残りわずかやで」と言われて購入に踏み切ったのだが、よく見たら隣の売店にまだたくさん。おばちゃんやりよる。
グッズとお弁当、ビールを買って再び席へ。ちゃんこも食べてみたかったのだが、13時からの販売にも関わらず1時間前から並び始めている人が。かなり並ばなければ食べられなさそうだったので断念。次こそは。
そしてお弁当タイム。予約はせずに会場で売られている奴を購入したのだが、これがほんっっっとうに美味しい!

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 そこそこ値段はするがコンビニ弁当とは比べものにならない。下手な駅弁より断然美味しい。品数が多く、バランスも良い。野菜、肉、魚、全部美味しい。お米も美味しい。ネットでは名古屋場所の弁当はいまいちなどとかかれていたので全く期待してなかったのだが、あまりに美味しすぎて本当にびっくりした。昼間からビールという背徳感も相まって、ここは天国かな……? と思ったくらい。それくらい幸せな空間だった。

 十両の取り組みが始まる前だと、観客はまだまばらだ。空調も効いていて涼しい。十両の取り組みが始まってやっと5割埋まるくらいだろうか。しかしこの時間帯は幕内力士が会場入りをする時間帯でもある。お姉さま二人は白鵬みたさに外で出待ち。私はとりあえず試合をたくさん見たかったので、会場に残ることに。推しの大砂嵐が勝って大興奮。

 

この大砂嵐、今は十両でくすぶっているが実は元幕内力士。ガタイも良く、筋肉質。パワフルな相撲は見応えがある。しかもイケメン。それに前述したが本当に性格がお茶目なのである。千代丸と仲が良いのは有名で、二人がじゃれ合う姿は本当に癒し。大砂嵐が千代丸のことを「ミスター肉団子」と呼ぶことからも、二人の仲の良さが伺える。しかし勝負の時は真剣。
2016年夏場所三日目でのこの二人の取り組みが私は大好きだ。大砂嵐の諸手突きからの激しいつっぱり合い。そして組み合い。千代丸寄り切られると思いきや粘る粘る。千代丸は余り土俵際で粘る印象はないのだけれども、やはり大砂嵐には思うところがあるのだろうか……。両者一歩も譲らずという状況で、行司が急にストップをかける。先ほどの突っ張り合いで千代丸が顔を切ったのだ。血を拭って再開、そして大砂嵐の寄り切り。見事な取り組みに館内からは大きな拍手が。そして最後、大砂嵐と千代丸、この二人がっちりとした握手を交わすのだ。

まだ名古屋場所に参戦する前、私はこの二人の取り組みを見て、本当に本当に感動した。胸が熱くなった。血が出るまで身体ひとつでぶつかり合い、二人とも勝ちを譲らない熱い勝負。そして最後の握手。良き仲間でありライバルでもある大砂嵐と千代丸。心動かされないはずがない。
現在千代丸は前頭九枚目、大砂嵐は十両八枚目と差がひらきつつある。中々勝ち星を挙げられない大砂嵐に対し、千代丸は2017年名古屋場所から特徴的な丸く大きい腹を生かし順調に勝ち星をあげている。しかし私はこの二人の再戦を信じている。またあの名勝負のような熱い取り組みをみせてくれると信じている。実は私はこの二人と同学年。平成3年生まれまだまだやれる! という所を、この二人にはぜひ見せてもらいたい。

 

2017年秋場所から私はNHKの相撲中継を録画し、夜な夜な見るようになった。立ち会いの攻防、技のやりとりなどが少しずつだが分かってくるようになったが(まだまだ勉強中)、生でみた名古屋場所ではまだてんで素人の状態。次から次へと行われる試合を訳も分からず見ていた。
しかしあの一番だけは強烈に印象に残っている。宇良VS日馬富士戦だ。宇良が初めて金星をあげた一番。涙のインタビューはお茶の間のみなさんを感動させただろうが、その一番を私は生で見ることができたのだ。
宇良は平幕の力士に関わらず、アクロバットな技を繰り広げることで大人気の力士だ。その日も宇良の声援はものすごかった。私も買ったばかりのタオルをノリノリで掲げた。
実に宇良らしい一番だった。横綱日馬富士の鋭く刺さった腕を取りそのまま引き倒す。一瞬の試合だったが見事だった。紫色の座布団が何枚も飛んだ(本当は投げてはいけません)。これがかの有名な座布団投げかと思った(本当は投げてはいけません)。帰りの電車の中で宇良の涙のインタビューをみた。もうダメだった。やられたと思った。相撲がこんなに胸が熱くなるものだとは知らなかった。桑名に帰りお姉さま方と「反省会」と称した飲み会をしながら、私は言いようのない幸福感に包まれた。もっと相撲について色々と知りたいと思ったし、私はこれから死ぬまで相撲を見続けるんだろうなと思った。
これが私が相撲にハマった日。

 

それから私は相撲に関する本を読みあさった。場所中は中継を録画し、仕事から帰ったら睡眠時間を削ってまで毎晩見るようになった。
私は基本的に熱しやすくて冷めやすい性格だ。しかしハマるととことんないわゆるオタク気質。今まで色んな趣味を見つけてきたが、このハマって色々と調べている時期というのがやっぱり一番楽しい。日に日に相撲に関する知識が増えてゆく。お姉さま方に「吸収力がハンパない」と驚かれた。我、自主学習が推奨されたゆとり世代の人間。好きなものを勉強することは得意中の得意である。 

特に勉強になった本は「行こう!大相撲観戦」(ナツメ社)。

迫力、おいしさ、奥深さをイッキ読み 行こう! 大相撲観戦

迫力、おいしさ、奥深さをイッキ読み 行こう! 大相撲観戦

 

相撲の基本的な知識から技の説明、旬の関取がイラスト入りで本当にわかりやすく説明してある。地方場所や巡業も写真入りで解説されており、名古屋場所行く前に読みたかった〜! とお姉さま方を感心させたくらい。またイラストがかわいい! 職場にこっそり置いて、相撲の普及を謀っている。

 

そしてもう一冊、作家星野智幸さんの「のこった」(ころから)。

のこった もう、相撲ファンを引退しない

のこった もう、相撲ファンを引退しない

 

ガチ相撲ファンの星野さんの相撲エッセイ。ゆとり世代の私には小難しく、このおっさん文句ばっかだなという印象だったが、「日本ファースト」の風潮が広がる近頃の大相撲の危うさを切々と訴える内容は、今後の大相撲のあり方を考えさせられた。

 

年の瀬に世間を騒がせた「日馬富士暴行事件」。私は本当に悲しかった。なぜまだ戦える横綱が引退せなければならなかったのかと。
2017年秋場所、三横綱大関が休場という異例の事態の中、角番の豪栄道が絶好調。日馬富士は序盤から負けが続き、豪栄道の優勝を望む声が高まった。しかし途中から豪栄道は黒星が続く。優勝へのプレッシャーに耐えられなかったのだろうか。反対に日馬富士は順調に星を拾い、そして最終日、日馬富士が負ければ豪栄道優勝、勝てば優勝決定戦へという事態に。結果日馬富士豪栄道に土をつけたことで、見事優勝を飾るのだが、この時の日馬富士は本当に強かった。大関豪栄道相手に何の反撃も許さなかったのだ。
これが横綱かと、私はテレビの前で打ち震えた。圧倒的な強さ、プレッシャーさえはねのける強靱な精神力。数多の力士の頂点に立つ横綱。その偉大さをひしひしと感じさせられる優勝だった。
それなのに……2017年11月29日、日馬富士は引退した。貴ノ岩暴行事件の責任を取って辞めた形となった。怪我でも病気でもない。横綱はまだまだ戦えた。もう残念しか言いようがなかった。伊勢ヶ濱親方の悔し涙が本当に悲しかった。事件の真相は未だにはっきりとしていない。事件に関わった人達の処分がそれぞれ決まり、事態は収束しつつある。

しかしこの事件によって外国人力士を排他するような風潮が広まったことに、私は不安を覚える。星野さんの本には、大相撲協会は積極的に海外巡業を行い外国人力士を自分たちの意志で増やしてきたにも関わらず、近頃は「日本出身力士」を賞賛するような傾向にあると書かれている。のほほんと大相撲を観戦していたゆとり世代の私、全くそんなことには気づかなかったのだが、この事件を皮切りにはっきりとそういう風潮が目に止まるようになった。

何度も言うが私はゆとり世代の人間だ。小学校からお遊びのような英語の授業があったし、差別はいけないという教育の元で生きてきた。日本のグローバル化という言葉は身体に染み着いているし、もう留学は珍しいことではない。外国人の知り合いがいることがひとつのステータスだと思っている人もいる。個人的な意見だが、私たちの世代にしたら日本人ではないというだけで人を差別するような言動は時代遅れだし、正直かっこわるい。なのにマスコミはこぞってモンゴル人力士を批判し、白鵬横綱としてのあり方に意義を唱える。気持ちがわるい。
白鵬の国籍問題も本人が望むならモンゴル国籍のまま親方にしてやれよ! と思うし、正直ここまでマスコミが騒ぎ立てなければ日馬富士が引退することはなかったのではないかとも思う。もちろん暴力はいけない。貴乃花親方の相撲協会の改革を望む気持ちも分からない

ではない。けれどももう少しやり方があったのではないかと言わずにはいられない。尾車親方のような考え方が私は好きだ。

 

もうすぐ1月場所が始まる。短い四横綱時代が終わり、三横綱はこの場所をどう牽引していくのだろうか。不安はあるが、悲しいことばかりではない。
この度貴景勝が小結に昇格したことで、阿武咲と貴景勝の21歳コンビがそろって小結として番付を並べることになった。この二人若いのに妙に落ち着きがあって、世間ではふてぶてしいなどと言われている。インタビューなどでも本当にしっかり受け答えしているのだ。すごい。私21歳の時もっとちゃらんぽらんだったぞ……?
最近若手の活躍がめざましい。先場所では北勝富士が11勝4敗と好成績だったし、御獄海はもう少しで年間最多勝に手が届きそうだった。二人とも平成4年生まれ。宇良も同学年だ。三人が幕内で戦う姿をまた見ることを楽しみにしている。
もちろん若手だけじゃない。先場所では最年長安美錦が敢闘賞を穫った。大けがを乗り越え返り入幕。それだけでもすごいのに、序盤は年輩らしい巧みな相撲を取り、館内を盛り上げた。途中黒星が続き中々勝ち越しに手が届かなかったが、最終日無事八勝目をあげることができた。インタビュールームでは目に熱いものが。男泣きというものはこういうことを言うのかと、胸が熱くなった。

相撲にハマった2017年。社会人になってから一番充実した年であったような気がする。仕事より趣味に没頭する私の姿は、上の年代の人にとっては気にくわないかもしれないが許してほしい。所詮「ゆとり世代」なので(笑)

今年も色んな名勝負が見られるのかと思うと、今からわくわくしてたまらない。とにかく今は外野がうるさいので、心痛めるようなニュースが取り上げられるかもしれない。でも相撲の全てがそれだけだとは思わないし、思われたくもない。八百長はあるかもしれない、心無い暴力もあるかもしれない。それでも上を向いてがんばっている力士達がいる。そういう力士達の努力が台無しになるようなことだけは起きてほしくない。

大相撲観戦はまるでお祭りだ。非日常の世界は気持ちを高揚させ、気を大きくさせる。2017年九州場所安美錦に対し「辞めろじじい!」と言った心ない野次がテレビ越しでもはっきりと聞こえた。アナウンサーも咎めていた。モンゴル人力士が揶揄される風潮の中、ますますこういった心無い野次は増えるだろう。もうアホかと思う。そんな野次飛ばす奴は小学生以下だと思う。義務教育からやり直してほしい。ぜひ私たちを同じ教育を。

私の最近の推し力士は玉鷲だ。最初は荒鷲と区別も付かないくらいだったが、九州場所からあれ? この力士なんだか強いぞ? と思い注目するようになった。復興支援に積極的に参加しているのも好感だし、笑った顔がかわいい。趣味はお菓子づくりらしい。かわいい。

今年の角界は一体どんな年になるのだろうか。前年の騒動を教訓に少しずつでも良い方へ変化があればいいなと思う。そして私は純粋に観戦を楽しみたい。楽しみつつ、色々な問題が相撲界にあるということは忘れないでいよう。
良い一年になりますように!